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朝の連ドラ「カーネーション」の着物 その2
2012,02,11, Saturday
皆様こんにちは




今日は少し寒さもマシでしたね?




まったく勝手に家内に「その2」を続けさせられ困ったものです

正直な所、私も「銘仙」の新品の着物は初めてなんです。

おばあちゃんの時代までの着物ですからね〜




お客様のお宅でよく昔の銘仙の着物を見せて頂く事はあります。

父にも銘仙の話を良く聞きましたが、皆の言う事は同じで、

「銘仙は、着やすいけど弱いからね〜」とお約束の様に一緒。




いわゆる「銘仙」は、先染の平織物。

経糸の数が多く、織地の目が細かく繊細な為に薄くて軽い織物。

黄八丈や縞大島によく似ております。


これらに共通する事は、普段着で良く着ると擦り切れてしまうのが早い。

大島紬を良く単衣にしたいと仰るお客様がいらっしゃりますが、単衣仕立てにすると、

膝の部分なんか一番早く痛んでしまい、高価な大島紬が悲しい事になります。

もったいなくて絶対お薦めできません







今回のこの銘仙のお着物は、単衣仕立で着られておられますが、

当時の銘仙は、大量に生産され割に安価な着物だったからでしょう。


しかし戦後からウールの着物が主流になって「銘仙」は姿を消すのです。

ウールは、丈夫で安価、そして洗濯も楽ですからね。

そのウールの着物も姿をけしましたが・・・





近年のアンティーク着物のブームで再び「銘仙」が復活しております。

生産が少なく稀少な着物なので、仕入れを考えているのですが・・・




はたして売れるのか?




13〜14万円だと縞大島の方がずーと安い。




柄も同じ様な柄が大島でも沢山あります。




黄八丈や大島紬に比べてセールスポイントが見つからないのです

TVでも主役級の方は、本物の銘仙ですが他の方の着物は・・・



あまり詳しく語るとややこしい事になるかもしれないので、止めときます(苦笑)

もう少し「銘仙」が浸透してきたら改めてご紹介しますね







ところで、最近わたしが大人しくて面白くない!?

家内は、勘違いをしております




元々、私は穏やかで心優しき戦士です!

最近、静かなのは気分をリラックスする為に本を読んでいるからです。




本と言っても、娘の漫画


オタクでは、ありませんよ!

昔の英雄や伝説の武器が登場して以外と面白い

アーサー王のエクスカリパーや魔槍ゲイボルグなど神話の世界を楽しめます。




この世知辛い世の中で、神話の英雄の志に感動

読んでいると自分が、主人公になっているような気分になれるんです







ん?






ひょっとして・・・






これがオタクなのですか?      

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