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お誂えも「吉」と出るか、「凶」と出るか?
2012,05,16, Wednesday
昨今、「お誂え」の着物を作られる方が減りました。


昔は、色無地の着物も白生地から色見本で色を選び染めたものです。

訪問着も図案、彩色、刺繍とオリジナルのお誂えをよくしました。


しかし最近は、本当に少なくなりました



何故少なくなったか?



理由は簡単、頭のイメージと出来あがったイメージがそう簡単に合致する訳ないです。

そして、どうしても価格も割高になってしまいますしね。




その中で、一番難しいのが「色」なのです!

私も現物の商品を見本に渡し、同じ物を追加したのに全然雰囲気が変わって

出来あがって来た事もしばしば


染料の分量、気候、生地、etc、様々な条件が関係します。

ほんの微妙な違いで、柄は同じですが全然雰囲気の違った着物になってしまいます




何回失敗した事か・・・(苦笑)




プリント染の量販品でしたら、まったく同じものを沢山つくれますけどね





そんな訳でお客様からのお誂えは少なくなっている現状ですが、

わたくしオリジナルの「お誂え」は現在も趣味で作っております


嬉しい事に、売れ残りがありません(ニヤリ)


最近の一つをチョットだけお見せしましょう




安全策で黒地のサンプル見本でチョイスしました。



今回は日本手刺繍だけで作るので、候補の刺繍糸をこの中から選びました。


出来あがりは、まだ秘密

年代はお若い方からご年配のマダムまで幅広くお使い頂ける品です。




出来あがった商品は、あなただけにお見せしましょう。




そう、あなたです     きっとあなたは、欲しくなります!!





えっ!?  何故欲しくなるかって?





フフフ、愚問を(笑)





それがあなたの運命(さだめ)だからですよ!





では、お楽しみに

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