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桜の大島紬 その2
2011,03,08, Tuesday
では、従来の大島のお話です。

紬の着物は基本的に先染めの織りの着物です。大島もその仲間です。

先染めって何? という方もおありでしょう。

先染めとは、生糸をまず染色して色の付いた糸を織っていく着物です。

大島で有名な染めの代表は、泥染めですね。

昨年の台風で泥染めのため池が壊滅状態になり、未だに心配です

その他に普通の着物に使う化学染料や色々な草木染めなど沢山あります。

まず使う染め糸で価格に差がでます。

次に織り方です。

無地や縞の簡単な織り方から経横絣織、亀甲織り等があり

絣はマルキ、亀甲は八十や百の亀甲と呼びます。

細かい絣や亀甲になるほど高価になります。













この桜の大島は、九マルキです。細かくてすごく綺麗な柄が表現できてます。

染めは、泥染めで他の染めの大島より触るとしっとり感があり

着心地も最高で私は、一番好きなタイプです。

あとは、柄や色の量の多さで価格が変わっていくのです。

特殊な染め糸を使い細かい絣や亀甲で大島の訪問着を有名織師に織ってもらうと

それは、それは、恐ろしいお値段になるのです

ちょっと自分で書いていてどんどん複雑な方向にいってしまいそうです

少し頭を冷静にします。

つづきは、また明日に。

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