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桜の大島紬 その3
2011,03,09, Wednesday
本日は、最近多い染大島紬について語ります。

染大島とは、縮緬などの反物と同じで大島用の糸で白生地を織り

その反物を染めて色や柄を施すので、やわらか物の着物と同じ工程で作れますので

型があれば短期間で沢山作れます。

織りの大島は、同じ柄の物でも一点一点織って柄を作らなければならないので

時間がかかるのです。

整理しますと、大島紬の価格はその商品にかかった時間と手間で決まるのです。

かと言って染大島は駄目と言っている訳ではありません。

本大島は、いくら高価でもお洒落用でフォーマルでは使えません。

その点、染大島は小紋柄ならお洒落用に

訪問着柄なら、見た目は普通の訪問着に見えますのでフォーマル用の帯を

合わせれば式服としても使えます。

それに大島は縮緬などに比べ、軽く体に添い裾さばきも良いので着やすく

よくお買い上げ頂いています。

ただ今回ご説明させて頂いているのは、お店によっては商品の説明を

ちゃんとしないで大島紬のネームバリューを利用して

お客様が適正価格で購入されてない事を良くお聞きするからです。

でもプロの私でさえ騙されそうな良く出来た類似品があります。

悲しいことです

本日もお陰さまで忙しくさせていただきました。

英加さん、お届け遅くなってますのに良きアドバイスとお優しいお言葉

頂戴し癒されました。 ありがとうございます

しかし、うちの天然は・・・ 

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