首里織九寸名古屋帯
カテゴリー:京ブログ
2019.03.28
本日ご紹介致します商品は名古屋帯
沖縄の首里織九寸名古屋帯で御座います。
本場首里織といえば、その昔、王家・貴族などの身分の高い人しか着る事が許されなかった高貴な織物と聞いております。
15世紀頃から琉球王府の首都として栄えた首里。
そこでは、高貴な人々の衣装として、美麗な織物が数々織られてまいりました。
現在はそれを総称して「首里織」と呼んでおりますが、
その技法の種類は豊富で、首里花倉織、首里花織、首里道屯織、首里絣、花織手巾、煮綛芭蕉布、ミンサーなど多くの種類が存在する首里王朝の織物。
本日ご紹介の名古屋帯は高貴な紫色をベースにした花織
沖縄の色と言えば、ビビットな紅型や花織を連想する事が多いと思いますが
こちらはシックで落ち着いたお色。
京都の染めや各産地の織物にも大変合わせやすいので、カジュアルな着こなしに大変重宝する名古屋帯だと思います。
小紋やお召し、もちろん紬に合わせて頂くお洒落帯で御座います。
是非お手に取ってお試し下さいませ。
今までどうしても地元京都の染めものばかりをご紹介する事が多いのですが、
実は店主は沖縄の織物が大好きで沢山扱っております(笑)
これからもちょくちょご紹介致しますのでご期待下さいませ。