手描染九寸名古屋帯「蹴鞠 水色地」
カテゴリー:京ブログ
2019.02.08
本日ご紹介の商品は手描染九寸名古屋帯「蹴鞠 水色地」で御座います。
普通の塩瀬よりちり緬に近い上質な生地に蹴鞠を意匠的に表した名古屋帯です。
お太鼓の中央に蹴鞠の鞠、それを四方取り囲む「松」「柳」「桜」「楓」
手描きと金駒刺繡で豪華に表しております。
これは蹴鞠を行うコートの四隅に立てられる元木。
松は北西、柳は南東、桜は北東、楓は南西に立てられ鞠を蹴り上げる高さの基準となっていました。
所説ありますが、ちょっとした話のネタになりますね(笑)
こちらはご存じ工芸キモノ野口の商品
地色の水色も青空をイメージして染め上げたとの事
素晴らしい出来あがりで、野口らしい逸品で御座います。
是非お手に取ってご覧下さいませ。