紫織庵「大正友禅ゆかた」をご紹介致します。
毎年人気の紫織庵の「綿絽浴衣」
いま一度、どういった浴衣なのかご紹介致します。
【デザインコンセプト】
19世紀末から20世紀初め(明治末から昭和初期)、西洋の新しい美術形式アール・ヌーボは遠く日本まで及び、伝統的な日本の図柄と交じり合いながら、友禅染が最も華やかな時代を迎えます。
紫織庵の「大正友禅ゆかた」は当時のレトロでモダンなゆかたや夏のきものの図柄を復刻、現代によみがえらせたものです。
【素材】
静岡県は古くから綿織物の産地として知られております。
中でも綿絽は製織技術が難しい貴重な織物です。
紫織庵のゆかた生地は、綿絽、綿紅梅・綿ちりめんなどと、すべて静岡県や知多半島で紫織庵のために特別に織られた国産小巾綿生地を使用しております。
【染色技法】
紫織庵の「大正友禅ゆかた」は京都の地で伝統的な型友禅染技法を使用して染めあげられています。
染料を混ぜた糊を使用して一色一色染める染める伝統的な糊友禅染色技法の中でも、特に生地全体を糊に浸して染め上げる「しごき初め」は地色が裏表染め上がり、深みのある鮮やかな染め色を出すことが出来、現代では主流となっている機械捺染やインクジェットとは一線を画す伝統的染色技法です。
紫織庵の「大正友禅ゆかた」はそのほとんどが「しごき染め」技法で染め上げられています。
さっそく新柄をひとつご紹介致します。
【石竹尽し】オーシャンブルー
爽やかなオーシャンブルーの石竹
最初のご紹介は、買い付けで一番最初に選んだこれにしました。
きものの図案で良く使う「なでしこ」とよく似ていますね
同じナデシコ科のお花なんで似ているのは当然ですが(笑)
どこが違うのかと聞かれたら困りますので、花に詳しい方に聞いてください(汗)
では、画像が出来た順にこれから今年の入荷している紫織庵のゆかた画像をブログとおすすめ商品にアップしていきますのでチェックお願い致します。