上質な浜ちりめんの白生地を薄鼠色に染め、洋服のボタンの柄を散らした小紋です。
美しいキモノ2023秋号に掲載しております焦茶色(一番最後の画像)の色違いでございます。
洋服のボタン柄なのですが、現代のボタンではなくアンティークなボタンを図案化されています。
はんなりした地色にアンティークなボタン柄を白抜き、そして金彩で縁取り華やかさも表現。
小さい飛び柄の小紋ですし使い勝手がよく、幅広い年齢層でお召いただける逸品でございます。
このボタン散しの小紋は工芸キモノ野口の人気の図案でして、弊社も地色を変えても長年定番的に染めだしをお願いしておりましたが、職人さんの引退により追加お誂えが出来なくなりました。
違う職人さんで再制作を考えておられますが、今のところ未定との事です。
腕の良い職人さんも年々減っていき益々この業界も厳しい時代になっております。
希少な品になるかもしれませんので、お好みに合われましたら是非お申し付け下さいませ。
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