しぼの高い上質な浜ちりめん地を灰桜色に染め、貝合わせに紐を表した名古屋帯です。

染め疋田と手描きで表された源氏貝、そして組紐を躍らせ貝合わせを表現しております。

源氏貝の中には手描きで「菊」「紅葉」「桔梗」「萩」を表した逸品。

工芸キモノ野口の定番的な図案でして、落ち着いた大人の染帯として長年人気の品です。

小紋や紬、お召などに合わせるお洒落帯としてコーディネートの幅を広げてくれる素敵な一本になると思います。



ただこちらを制作していただいておりました職人さんが年齢を理由に引退されましたので、追加注文が不可能になり今ある現品のみの販売になってしまいます。

野口さんの手描きの商品の中では、かなり価格を抑えて下さっていた方なので本当に残念です。

図案は野口さんがお持ちなので、違う職人さんで再制作を考えておられますが当然価格もあがりますし、今のところは未定との事です。

腕の良い職人さんも年々減っていき益々この業界も厳しい時代になっております。

お好みに合われましたら、是非お申し付け下さいませ。




【※帯の地色について】

撮影の加減やお使いのお使いのモニターによって色の違いがどうしても出てしまいますので、ご理解くださいませ。

離れた画像と接写で地色の灰桜色も違って見えますが、程よい濃さの落ち着いた灰桜色ですのでご安心下さい。

こちらの商品は「お手元確認」のシステムが可能ですので、もし宜しかったらご利用くださいませ。