吉野格子塩瀬九寸名古屋帯(きものサロン掲載商品)
カテゴリー:京ブログ
2019.02.28
本日も、きものサロン春夏号に掲載しております染の名古屋帯をご紹介致します。
【吉野格子塩瀬九寸名古屋帯】(P143掲載)
上質な塩瀬地に吉野格子を表した粋な名古屋帯
誌面では大格子と紹介されておりますが、どちらの表現でも間違いではありません(笑)
太い黒地と細い薄鼠色で描かれた格子は、江戸好みの着物にピッタリ。
きものサロンでは無地調の江戸小紋に合わせて江戸趣味に着こなせて頂いておりますね。
細い縞の小紋やシンプルな紬などに合わせて着こなして頂いてもお洒落だと思います。
六通柄ですので、染帯に多いポイント柄より締めやすいのが嬉しい所。
そしてお仕立ての時にタレ部分を掲載写真の様に「黒」を出すか、全て吉野格子を出すかお好みで選んで頂けます。
タレ部分まで吉野格子にするとお太鼓は上の写真の様になります。
これはどちらが正解と言う訳では無く、わざとお好みで選べるように長く染めてあります。
どちらも素敵ですが、個人的にはタレは「黒」が好きです(笑)
この商品も弊社のお隣、工芸キモノ野口の染で御座います。
素敵な帯ですので、是非お手に取ってご覧下さいませ。
しかし京都のど真ん中に住んでいるバリバリの京都人が「京好みと江戸好みのエッセンスを着る」のテーマで江戸好みの帯をお薦めしているという・・・(笑)
ちょっと面白くて苦笑いです(苦笑)